ひきこもりは、「さまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態」のことです。
ニートとは、仕事や学校に行かない若者のことです。英国で使われ始めた言葉ですが、日本では「ひきこもり」と混同して使われがちです。
それぞれの家族には、相談に訪れるに至ったそれぞれの事情があり、悩みや困っていることがあります。「ひきこもり」の援助は、まずこの家族の悩みや困っていることに焦点を当てた相談や支援から始まります。
ご家族・ご友人からのご相談は、仮に「ひきこもり」の問題はなかなか解決しなくとも、まわりの人が問題解決への意欲を持ち続け、ひきこもりの本人にねばり強く関わり続けていけるように援助する側面も持っています。
そして、さまざまな支援策をうまく組み合わせることも大切です。
医学的な疾患が背景にあるときは、医師の診断と投薬治療が有効です。逆に考えれば、病気ではない場合、お薬だけの治療では解決しません。
気持ちが混乱している、不安な気持ち、怒りや葛藤などが強いときは、カウンセラーに相談することが 有効です。どのように解決したらよいのかわからないときも、支援プランを作るために相談するとよいでしょう。
いきなり学校や会社に戻ろうとしてもうまくいかないとき、さまざまなプログラムが用意されています。フリースクール、デイケア、自助グループなどの中から、本人に合ったものに参加して、徐々に慣れていくとよいでしょう。